ヘッドライトのクラック修正

エムオーティー

2018年10月21日 20:43

久し振りの投稿です。

TELで「メッキ塗料はどうなってるんですか?辞めたんですか?」

剥がせる塗料もメッキ塗料も研究しながらやってますが本業が・・・

一ヶ月に何十件と問い合わせが来るヘッドライト再生の御依頼、
遠回りにお断りしてしまった方、誠に申し訳ありませんでした。

今回はヘッドライトにギラギラするクラックの消し方を内緒で、

基本的にクラックは表面上に出来ていますので削っていけば
ほぼ取除く事が出来ます。 
自動車鈑金塗装屋さんなら安心に作業出来るレベルと思います。

過去に削り過ぎて穴を開けてしまった事がありますが、
これは何か変な加工がされていたヘッドライトだけです。
(見た目はスゴク綺麗でしたが)

無加工のクラックでしたら存分に削り取りましょう!! 
責任はとれませんが・・・

最初はこんな感じです。


その1
180番位のペーパーで熱を入れ無い様に削ります。(通常は360番から)

この時にクラックを確認する為、LEDライトを傾けて使用すると良いです。

その2
徐々に番手を落とし最終1500番程度で仕上げます。(通常の足付程度)

脱脂の際にシリコンオフやアルコール等は再クラックの原因になるにで
中性洗剤等の水洗いをします。コンパウンド等での鏡面処理は密着不良を
起こす為、必要はありません。 
溶剤等を使用した場合は熱を掛けただけでクラック入る恐れがあります。
確認の為、磨く場合は熱を入れ無い様にして下さい。
その後は密着不良改善の為,再度足付作業をして下さい。

その3
樹脂塗料を塗装
宣伝!!これが重要で販売可能、市販塗料なので高額ではありません。

この作業中クラックを見付けてスグにサンディング可能です。

最後
クリアー塗装!! 一回で仕上げします。(厚み,密着不良が出ない様に)

良く、「強制乾燥かけたり1回で仕上げるとクリアー割れが出てしまう」
と聞きますが樹脂塗料塗装後でしたら大丈夫です。

今回の作業はサンディング左右で1時間位、塗装施工、強制乾燥20分
合計2時間程度でした。 
価格は亀裂が酷かったので左右セット15.000円(税別)でした。













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